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私たちスケート部スピード部門は、スピードスケートショートトラックという競技に取り組んでいます。ショートトラックは、1周111.12mのトラックを数名の選手が同時に滑り、順位を競います。滑走距離は短い順に、500m、1000m、1500m、3000mで、距離によって戦略が異なります。タイムレースではなく着順を競うため、単純な速さだけではなく、レースの駆け引きや運も重要です。特に長距離の種目は、最後の１周まで順位が入れ替わることが多く、気が抜けません。また、個人戦の他に3000mリレーもあり、4人１チームで競います。リレーはタスキやバトンを使用せず、タッチで選手交代を行います。そのため、ただ速ければ勝つものではなく、タッチの技術も重要になります。そこにリレーの面白さがあります。
私たちは、１年を通して兵庫県スケート連盟の練習に週3回参加しています。リンクを貸し切って基礎練習やインターバル走など様々な練習を行い、スピード向上を目指しています。また、マネージャーは、選手が滑る迫力を間近で感じることができます。どれも平日夕方からの練習なので、平日の日中や週末に時間を自由に使うことができ、学業やバイトと両立がしやすいです。中には、兼部をしている部員もいます。
シーズンになると、様々な大会に出場します。所持級別のレースなので、同レベルの選手と戦うことができます。また、インカレや関カレにも出場します。中には初心者でも国体に出場する選手もいます。初心者からでも、頑張り次第で大きな大会に出場することができるのがスピード部門の魅力です。
少人数が故に距離が近く、部員同士がとても仲のいい部活です。また、他大学との練習が頻繁にあるため、学外の友達もできます。さらに、スケート部フィギュア部門とは、オフシーズンに合同で陸上トレーニングをしたり、夏休みに一緒に旅行に行ったりするなど（新型コロナウイルス流行以前）交流が多いので、友達作りに心配はいりません。部員のほとんどがスケート初心者で入部しています。高校時代に文化部に所属していた選手もいます。しかし、みんな練習してどんどん速くなっています。だから、初めは滑ることができなくても、運動経験が浅くても、必ず上達します。大学で何か新しいことを始めたい人におすすめのスポーツです。ぜひ、選手・マネージャー問わず、滑走会に参加してみてください！