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新入生の皆様、ご入学おめでとうございます！大学に入ったら新しいことをやってみたい、人とは違う体験をしてみたいと思っている方、絶賛人気急上昇中のフェンシングをやってみませんか？
2021年に開催された東京オリンピックにて男子エペ団体が金メダルを獲り、一躍注目を集めたものの、競技内容やルールを知っている人は少ないと思いますので、簡単に競技の説明をさせていただきますね。
フェンシングというと「突く」動作をイメージさえる方が多いかと思いますが、実は相手を剣先で突く種目の他に、相手の有効面めがけて「斬る」種目もあり、さらにそこに「権利」という独特の概念が存在します。「権利」とは簡単にいうと自分の攻撃か相手の攻撃かを決定付ける判断指標のようなものです。自分の攻撃であると優先的に認められる「権利」が相手にあるのか、自分にあるのかで各プレイヤーは動きを変えます。つまり、「権利」はプレイヤーに“しばり”を与えると言えます。フェンシングにはフルーレ・エペ・サーブルという３つの種目がありますが、共通して言えることは、いかにして相手の有効面に攻撃を与え、自分のランプのみを点灯させられるかを競う競技だということです。そのため、フェンシングは早さや技の正確さはもちろんのこと、相手の癖や意図を見抜いて隙を突く頭脳も求められることから、「戦うチェス」とも呼ばれるとても複雑で奥深いスポーツなのです。
さて、競技の紹介をしたところで次に部活の紹介に移りたいと思います。国公立大のフェンシング部はおよそ未経験者がほとんどを占めますが、当部も例に漏れず大学から始めた部員が多くいます。しかし、マイナースポーツゆえに競技人口が少ないため、努力すれば大会で結果を残すこともできますし、他大学の友達もたくさんできます。実際、当部に大学から初めて全国大会に出場した選手もいました。そのため、運動経験の有無を問わず誰にでも全国大会への門戸が開かれているといえます。活動は全体で行うフットワークと先輩後輩でペアを組んでマンツーマンで教えるレッスンで基礎を固め、ファイティングという試合形式の練習を行って技の定着を図ります。部員数が少ないこともあり、先輩後輩の距離が近く、全員一丸となって和気あいあいと活動しています。「百聞は一見にしかず」なので、興味がある方は是非一度お越しください。いつでも見学・入部お待ちしております！