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新入生の皆さん、神戸大学への合格そして入学おめでとうございます。我々はオフショアセーリング部です。「オフショアセーリング」という言葉はみなさんのこれまでの19年20年生きてきた中で初めて聞いた言葉だと思います。理由は単純。なぜなら「オフショアセーリング」という名前のスポーツは存在しません。ではなんなのか。これは語の通り、”offshore”=外洋、”sailing”=帆走(セーリング)、つまり外洋でセーリングをする競技を表しています。現在オリンピックのセーリング部門は1人・2人乗りの「ディンギー」といわれる小型のヨットですが、我々が使うものは外洋の大きな波でも進んでいけるような5~10人乗りの「クルーザーヨット」という大型ヨットです。ヨットはエンジンなどを使わずに風の力だけで動くことができます。そのためセーリング中は、波の音・風の切る音・海の香り・心地よい揺れ・海の上を軽やかに滑る感覚。この心地よさは実際に乗ってみて、見て・聞いて・感じてみると多くの人が虜になります。
次に普段の活動を紹介します。まず練習について。我が部は全国大会で優勝の経験も数多くあり、それだけにとどまらず数多くの世界大会に出場しており、2017年にフランスで開催された世界大会(Student Yachting World Cup)での優勝経験もあります。そんなことを聞くと練習はさぞかし厳しく拘束時間も長いだろう…、などと脳裏をかすめるかもしれないですが絶対にそんなことはありません。多くの体育会の部活と異なり我が部はすべての練習が自主性に任せられています。部員達は自分たちの都合の合う時間に、したい練習をしたいだけすることができます。そのため、趣味として楽しみたい人からスポーツとして極めて全国のみならず世界で勝ちたい人まで、すべてのニーズに幅広く対応することが可能です。つぎに行事予定に書かれている「クルージング」というもの。毎年夏になると淡路島や徳島、和歌山に部員だけでヨットで海を渡り遊びに行くことができるのです。いつも自分たちが住んでいる街を海から眺めたり、のどかな港町を散策したり、きれいな夕陽を見たり、星空を見ながら海辺で寝たり、などなど。都会ではどころか普通の大学生ではなかなか経験できないことができます。
なんとなくオフショアセーリング部についてのイメージは思い描けたでしょうか?一度でいいので来て・見て・乗って・感じてみてください。深江キャンパスで待っています。それでは!
基本データ
部員総数 80人
選手
男子 4年生 10人
3年生 18人
2年生 27人
女子 4年生 7人
3年生 7人
2年生 10人
活動場所/活動日
活動場所
深江キャンパスポンド、神戸沖、大阪湾
活動日
平日3日、土日
必要なもの
サングラス、手袋、運動靴
部費
3000円/月
連絡先/ホームページなど
活動報告
4月 新歓
5月 関空1周ヨットレース・神戸まつりヨットレース・深江祭
6月 部内レース
7月 クルージング
8月 夏クルージング(例:淡路島・徳島・和歌山)
9月 夏整備・クルージング
10月 クルージング
11月 六甲祭
12月 冬整備・忘年会
1月 初日の出クルージング・冬整備
2月 大学対抗 & U25ヨットマッチレース
3月 全日本外洋帆走選手権大会
主将からの一言
私たち共に<ヨットレース、クルージング>という大学生のうちにしかできないような貴重な体験を皆さんも一緒にしましょう!