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男子端艇部（カッター部）と聞いただけで、どのような活動を行っているか想像がつかない方がほとんどではないでしょうか。もちろん、部員のほとんどもはじめはそうでした。
　男子端艇部は、カッター（端艇）とよばれる9ｍの手こぎの船を使って活動している団体です。最近の部活動は、「レース」を中心としています。　この「レース」に関してご紹介します。レースでは2000ｍの距離を漕ぎ手12人、艇指揮1人（漕ぎ手全体をまとめる人）、艇長1人（舵をとる人）の計14人で漕ぎ、順位を競います。この2000ｍはただの直線ではなく、コース中には回頭（Uターン）があり、また海上なので潮の流れがあったり、波が立っていたりと難しい要素が数多くあります。これらのために、ただ漕ぐだけであれば簡単なカッターですが、レースのタイムを縮めるためには、練習による技術の向上や、作戦を立てることが非常に重要になってきます。部の活動としてはレースとそのための練習が一番重要な部分であり、春の全日本大会、秋の西日本新人大会での優勝を目指しています。新型コロナの影響で、いずれの大会も中止になってしまったのが現状ですが、他の大学との練習試合や部内対抗戦などを予定し、レースの技術維持に努めています。特に、部内対抗戦では、部員を２グループに分け、タイムを競います。１つのグループごとに、1回生から4回生まで、すべての学年の部員が力を合わせてそれぞれのカッターを漕ぎ、勝利を目指します。これを通して、技術が上達するだけでなく、上回生と下回生の親交を深めることもできます。
また、練習以外にも、全員が楽しめるイベントなどを多く開催しています。これは、部員全員が仲良く、かつ信頼し合っているからできることです。また、部員全員が「やるときはやる、遊ぶときは遊ぶ」をモットーに活動できているからでもあります。この行動指針（？）はカッター部の伝統であり、誇りでもあります。
　以上が男子端艇部の簡単な紹介です。最後にひとつだけ、
「とにかく楽しい仲間が待っています。一緒に最後の青春を楽しみましょう！」
お待ちしております